広報白河 2016.4.1(H28) 広報白河 2016.4.1(H28)
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昨年12月、Jジ ャ ク サAXA(宇宙航空研究開発機構)は、 5年前の失敗と様々な困難を乗り越え、探査機「あ かつき」を金星の周回軌道に乗せることに成功しま した。
この偉業達成の背景には、日本人のものづくりへ のこだわりや確かな技術力、そして何よりミッショ ンに対する強い情熱がありました。
今、私たちの前には、世界に例のない超高齢化や 少子化など、多くの難題が顕在化しています。 しかし、困難な状況であっても、目指すべき目標 を掲げ、心を同じくして、確かな手を講じていけば、 必ず課題を乗り越えることが出来ると考えています。 強い情熱を胸に確かな一歩を踏み出し、5年後、
10年後のために未来の種をまいてまいります。 白河市長 鈴木和夫
安全・安心に暮らせる人にやさしいまち
◦個人住宅の除染は、市街地区域、大沼・関辺・五 箇地区、表郷・東地域で、9月の完了を目指します。
◦中間貯蔵施設の早期完成と円滑な搬出を、国・県 に強く要望します。
◦消防車両や屯所を計画的に更新し、消防・防災体 制を強化します。
◦妊娠から子育てまで切れ目のない支援を行う白河 っ子応援センター「ぽっかぽか」をこども支援課 内に設置するとともに、臨床心理士を配置し、子 どもの成長・発達について、より細かな相談指導 を行います。
◦子どもが2人以上いる家庭の保育園・幼稚園保育 料を軽減します。
◦子育て支援アプリ「ぽっかぽか」で、健診や予防 接種、子育てなどの情報を提供します。
◦親子が気軽に集える「つどいの広場」や「出張広場」 を新たに開設します。
◦脳外科医の不足を解消するため、圏域の医療機関 に医師確保に向けた財政支援を行います。
◦健康づくりの意欲的な取り組みを支援するため、 「健康マイレージ事業」を実施します。
◦認知症の相談や関係機関との連絡調整を行う地域 支援推進員、適切な治療・介護を行う支援チーム を配置します。
◦中軽度の難聴児童の補聴器購入費助成を拡充します。
安全・安心
02
Project
健康・福祉・医療
01
いきいきと健やかで明るい笑顔があふれるまち
「施政方針」は、この1年間の市が進むべき方向を示すも のです。
今月号では、平成28年の施政方針の主な事業を紹介します。
つどいの広場「たんぽぽサロン」
高齢者サロン 地域医療
中間貯蔵施設への搬出 消防車両 個人住宅除染
問本庁舎企画政策課 内2323
未来の種をまく
平成28年度施政方針
5年後、10年後のために
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地域資源を生かし産業を育て雇用を生むまち やすらぎと快適さのある住みよいまち
心豊かに学び・ともにふれあい・生きる喜びを実感できるまち 潤いのある環境を未来につなぎ、共にふれあい支え合うまち
◦平成30年度の竣工に向け、釜子小の新校舎建設工 事を進めます。
◦非常勤講師を増員し、子どもの個性に応じた指導 を行うとともに、学校司書の配置拡充により、読 書活動を推進します。
◦本市の歴史文化に触れる体験学習を拡充し、郷土 の誇りと愛着を醸成します。
◦大学入学一時金の貸与対象に、新たに専修学校を 加えます。
◦新たに開館する白河文化交流館「コミネス」で、 質の高い舞台芸術の鑑賞機会を提供します。
◦小峰城跡の竹之丸南面、本丸西面、雪見櫓やぐら、本丸 北面で石垣の積み替えを行います。
◦南湖公園の整備基本計画を策定し、保存整備・活 用を図ります。
◦新たに起業を目指す女性や若者、新たな分野に進 出を希望する企業を支援するため、市場調査、新 商品・新サービス開発の助成を行います。
◦地元企業の情報発信、インターンシップの受け入 れにより、若者の地元への移住を促進します。
◦本市の地理的優位性や魅力を発信し、成長産業を 中心に企業誘致を推進します。
◦農業の担い手の育成・確保、経営安定化のため、 新規就農者の経営を支援します。
◦農地の集積・規模拡大を行う農家に助成を行いま す。
◦白河産米の消費拡大のため、地産地消とブランド 化を推進します。
◦アフターDCに合わせて開催される様々なイベント で、県南8町村と連携し、地域の魅力をPRします。
◦公衆無線LANを整備するほか、スマートフォン用 アプリを活用し、周遊型観光を推進します。
◦国道294号の新田町大橋および東北自動車道交差 部分の改良工事を促進します。
◦金勝寺大谷地線、老久保2号線、梁森中寺線など 市道を整備します。
◦白河文化交流館「コミネス」周辺の歩行系街路を 整備します。
◦「小南湖」の駐車場・トイレ整備や「旧脇本陣柳 屋旅館」の修復などを行い、歴史と文化を生かし たまちづくりを推進します。
◦屋外広告物条例のガイドラインを作成し、適切な 規制・誘導を行います。
◦三世代同居等を始める世帯の住宅取得や増改築リ フォームに要する費用の一部を助成します。
◦公共下水道(白坂双石幹線、飯沢山および葉ノ木 平地区)の整備および都市環境センターの施設更 新を行います。
◦地域公共交通の利便性向上に向けた調査・検討の ため、バスの試験運行を行います。
都市基盤
環境・コミュニティ
産業・雇用
教育・生涯学習
◦不法投棄の監視を強化するとともに、市民による 資源回収活動の支援を継続します。
◦地域コミュニティ強化のため、集会所の整備や 「地域の底力再生事業」(町内会活動への助成)を 推進します。
◦町内会が行う農業用施設の修繕等を支援する「“結” 支援事業」を充実します。
◦まちなかの空き店舗を活用したコミュニティスペ ースを拠点に、若者の自由な発想によるまちづく りへの参加を支援します。
◦都市住民が一定期間定住し、地域活動を行う「地 域おこし協力隊」による、地域活性化を推進します。
05
06
04
03
農業体験 起業支援
周遊型観光の推進「小峰城三重櫓」
小南湖の整備 道路の整備
地域巡回バス
コミュニティ・カフェ「エマノン」
町内会の花苗植付け活動
地域の底力再生事業 南湖公園 小峰城跡の石垣修復 小学校の学習風景